お子様の歯並びをよく見られたことはありますか?
歯並びが悪いと・・・
① 虫歯、歯周病になりやすい。
② よく咬めないので、アゴの発達に影響がでる。
③ 発音に影響する。
④ 審美性に影響する。 ...Etc.
ひいては、全身の成長発育や健康に影響を及ぼす事もあります。
矯正治療は早期発見・早期治療が理想的です。
お子様の時期に歯並び治療を開始することをおすすめします。
とは言いましても、早期に歯並び治療を開始するメリットとは何だろう?とお思いのはずです。
「こどもの矯正」にもメリット・デメリットありますので、ご紹介します。
メリット
デメリット
デメリットの2つ(根気が必要、モチベーションの維持)をクリアできれば、子供さんの時期から矯正を開始するメリットは大です。
それでは、子供さんの歯並び治療(矯正治療)はいつ開始するべきなのでしょうか?
※あくまで、一つの目安です。実際にお口の中をみさせていただいてから、適切な開始時期をお話させていただきます。
受け口
出っ歯
ガタガタ
前歯が開いている(垂直的に)
前歯の咬み合わせが深い
アゴのズレ
≪通常必要とされる治療内容≫
小児第1期全顎治療(側方拡大治療・顎整形力を利用した治療、顎機能装置の使用等)
≪費用≫
精密検査費 44,000円 第1治療費 440,000円 毎回の処置費 4,400円×通院回数 (公的健康保険の対象外で全額自費負担)(装置の再製料は含みません)
≪期間≫
小児第1期全顎治療 3~14年(個人差あります)
≪通院回数≫
36回~168回(個人差あります)
≪主なリスク・副作用≫
歯肉退縮・歯根吸収・エナメル質亀裂の悪化・歯髄失活・長期間に及ぶ治療・患者様とご家族の協力がないと改善しない・虫歯や歯周病のリスク増大等
矯正治療は意外と早期に開始できるのだと思われた方も
多いのではないでしょうか?
もちろん、乳歯がようやく生えてきた時期などは、逆に早すぎることもあります。
ただ、受け口の治療では3~4歳から開始できる矯正器具も近年開発され、機能的要因を早期に取り除く治療方法もあります。
(『歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)』という矯正装置です。当院でも取り扱っております)
私の経験からも、受け口(受け口に限らず骨格的要因に移行しそうな場合はすべてですが)は早期のアプローチが好ましいと思います。
上記の開始時期は目安にしかすぎません。
受け口のお子さんで、6~7歳だったら、手遅れか・・・そんなことはありません。
歯並びの不正に気付いたら、早めに『矯正専門医院(歯並び専門医院)』にご相談されるのが良いです。